お知らせ・活動予定


マジック関連の出演、レクチャー、講演、プロデュース、コンサルティング等お仕事募集しています。

2015年12月16日水曜日

マジックショーの作り方について。

 自分のショーも近いので、マジックショーの作り方というか、僕が今回の公演を作る際に考えている事をまとめておきます。

マジックショーの定義
「マジック、マジシャンを中心においた、45分〜120分程度の公演」とします。「マジックが含まれる公演」や「マジック要素がある公演」、45分未満のもの、120分を超えた長いイベントに関しては扱いません。

マジックショーの目的
大きく以下の3つに分かれると思います。
1.マジックを見せる
2.マジシャンを見せる
3.マジック、マジシャン以外を見せる
それぞれの違いについてはまた改めて解説します。

マジックショーの構成
今回定義しているマジックショーの場合、時間というものが重要な要素となります。ある程度の長い時間、コンテンツを観客に見せようと思った場合、何かしら工夫が必要になってきます。通常、以下の手法が取られます。

①連続型
連続性を持たせる事で、時間を持たせるスタイルです。物語や、ある一貫したテーマ、などが該当します。

②アラカルト型
短い時間で何かの要素を変える事で、長い時間を細切れにします。種類の違うマジックを行う、演者を変えるなどです。

極端にどちらかに偏っている場合もあれば、①と②をどちらも使う場合もあります。
僕が主催するMagic Loverはたくさんの演者を並べるアラカルト型にちょっぴり連続的な要素を取り入れたものですし、野島伸幸氏の「珍味」は特に自身のキャラクターという要素に焦点を絞り、キャラクターを使い分ける事で90分という長い時間の公演を成立させています。

初期の日向大祐氏や「本の森」の頃の入江田翔太氏もキャラクターを使い分けるタイプの公演を行っていました。soraになってからの日向氏はどちらかというと連続型の比重が強くなっているのかな、という印象です。

キャラクターを使い分ける
もっとも簡単に長い公演時間を成立させる手法は複数の演者を順番に出す事です。その他の要素を変える事よりも、「違う人間が出てくる」というのは非常に楽に観客の気持ちをリセットする事が出来ます。そこからの派生で「一人であっても複数人に感じるようにキャラクターを使い分ければいい」というのは何も手品界に限った話ではなく、お笑い芸人のライブなどでもよく見られる手法です。

この場合、だいたい演者はキャラクターごとに名前を付けます。つまり本人の意識としても「自分とは別人格を演じている」という事です。


キャラクター以外の要素の使い分け
自分とは名前の異なるキャラクターを演じる、というのはハードルの高い行為です。演劇的な素養が必要な事も多いでしょうし、何よりそれなりの恥ずかしさもある。

もう少しハードルを低くする為にはキャラクター以外の要素を使い分けると成立がしやすいかと思います。例えばでいくつかあげます。

1:音楽の有無=喋りの有無
2:メディアの変更(主に映像を取り入れるなど)
3:使用する素材の変更
4:起こる現象の変更
などなど。

難しいのはキャラクター以外の要素は、何か一つを変えただけではそれほど効果的ではないという事です。少なくとも2つ以上の要素を変える事が重要ではないかと感じています。でないと「結局カードマジックばっかりやってる」であったり「ただ持っている物が変わっただけ」という印象になってしまいます。

近年、少しずつ小規模のマジックショーが増えてきて嬉しい限りではあるのですが、感覚的にまだまだ足りません。もっと手軽にみんなマジックショーやればいいのになぁって思っています。


一応最後に宣伝を。
上記のような事を考えながら現在製作中です。

戸崎拓也の「おそと手品」
日時:2015年12月27日(日)
昼公演 14:00〜15:00(受付13:30〜)
夜公演 18:00〜19:00(受付17:30〜) 
※公演時間は予定です。

会場:ムーブ町屋 HVルーム
東京都荒川区荒川7丁目50−9
http://www.sunny-move.com/move/
定員:30名 
料金:物  ※お金では入場出来ません。       
※持参した物は当日戸崎にお渡しください。 
申込:こちらのページからどうぞ。(予約必須) 
出演:戸崎拓也 
企画・運営:トザキマジックスクール