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2015年2月3日火曜日

ゴーストライターが面白い。

フジテレビの火曜9時からのドラマ、「ゴーストライター」がなんかやたらと面白いです。

ストーリーはまあ書けなくなった大御所作家が新人で才能はあるけど実績のない作家の作品を自分の名前で出す、と、ありきたりの話なんですけど、なんかこう描き方が丁寧で妙に心をえぐられるというか。

階段を上った人間の苦悩、であるとか表側の人間と裏側の人間のある種の温度差みたいなものであるとか、才能という一言に集約されてしまう感性を使った物作りのある種の怖さみたいなものであるとか。

なんか意識的に色んな立場の色んな感情を盛り込んでいるドラマ作りをしている感じがして、なんだかちょっとした所が妙に印象に残ります。

個人的にすごく印象に残ったシーンが由樹(新人作家)が婚約者に、結婚を先延ばしにしてもう少し東京でがんばってみる、と言った時のシーン。婚約者の「いい加減目覚ませよ、由樹が小説家なんかになれるわけないだろ」ってセリフの後の由樹(氷川あさみ)の目がすごくヤバい。今まで一緒に過ごしてきて、結婚の約束までした相手に、ああもう話が通じなくなっちゃったんだ、と悟りつつも毅然とした態度で挑む感じがすごくヤバい。僕らはいつだって油断すると誰かのドリームブレーカーになってしまうし、置いてかれたくないから他人も自分と同じようなものだと思い込む。なんだかそのリアルな感じが妙に出ていて、ちょっとお兄さん心を打たれました・・・(いや、実際の所は止めといた方が正解だったんじゃねーかって感じの話になっていくんですけども)。

今のところ3話まで放送されているようですが、4話はついに大御所作家と新人との立場関係が変わりそうでまず間違いなく前半の山場です。どーも視聴率はあんまりよくないみたいなんですが、久々に面白いドラマだと思います。