お知らせ・活動予定


マジック関連の出演、レクチャー、講演、プロデュース、コンサルティング等お仕事募集しています。

2014年9月24日水曜日

『前田知洋の女性のためのマジックレッスン』と『サロネーゼ』について。

プロマジシャンの前田さんが『前田知洋の女性のためのマジックレッスン』という本を今度出版されるそうです。


以前このブログで「なぜ女性クロースアップマジシャンは少ないのか 〜あるいはクロースアップマジックの不自然なコミュニケーションについて〜』などという記事を書いていた僕としては非常に興味深いです。


また、最近「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。」という本を読んだのですが、その中で「サロネーゼ」というものが紹介されていて、とても興味深く読みました。

サロネーゼは、主に自宅でサロン(教室)を開催して人気を博している女性たちのこと。分野は美容、リラクゼーション、フラワーアレンジメント、料理、手芸など。





 僕はついつい女性クロースアップマジシャンを考える時に、劇場公演だとかバーマジシャンだとかテーブルホップだとか、そういうもので考えてしまっていたのですが、女性が本当に日常で即した形でマジックを行う、という事を前提に考えれば、サロネーゼ的な発展はアリなんだな、という思いになりましたし、その時代を呼んで活動している前田さんはさすがだな、と(前田さん企画なのか出版社企画なのかは存じておりませぬが・・・)


 まあなんかえらくそれっぽい発言になってしまって恥ずかしいのですが、いわゆる「自分らしさ」とか「友人、仲間との繋がり」というような、日常的な部分でのマジックの在り方を少し再考していかなければならないのかな、という風に思います。ついついやれ世界のマジックがどうだとかマジックの歴史的に意義があるだとかそういうなんだか大きくて立派そうな、もっといってしまえば「男性的」な目で僕はこの世界を捉えてしがちなんですけど、もう少し日常的、感情的な「女性的」な目でマジックの世界を捉えられると、また違う広がりが出てくるのだろうなぁと思った次第です。



2014年9月22日月曜日

個人的 MAGIC LOVER2 出演者紹介。

さて、こういう事を勝手にやるとメンバーの人に怒られるんだけど、MAGIC LOVER2も近づいて来たのでおいら、独断と偏見に満ちたネタバレ覚悟の出演者紹介やっちゃうよ! 各出演者の普通の詳細プロフィールなんかはたぶんTMS公式の人達がサイトなりFace Bookなりで紹介してくれるはず!! いやー、最近公式が出来たから楽チンだなぁ!




Finir

第一回目に引き続き、ダブルカーディシャンのFinir。
最近は結構色々な所で演技しているので、一度くらい見た事がある人達もいるかもしれません。面白さと新規性に目がいきがちだけど、実は僕としては「Finirほどマニアックな演技をするパフォーマーはいない」と思っています。
マジシャンはなぜこれまで一人で舞台に立ち、一つの場所で演技をし続けたのか。二人のマジシャンが舞台に同時に存在する事は果たして可能なのだろうか。それを問う形の演技が出来るのは今はまだFinirだけであろうと思います。 Finirは面白いです。それこそ近所の小学校でやったってウケると思う。でも、マジシャンの演技の事をとことん考えた事のある人には、何かグサリと刺さる一つの回答が示せるような気がします。


三品優太郎

彼と出会えた事によって、MAGIC LOVER2がようやく具体的にイメージ出来たような気がします。演劇の素養を持ち、丁寧で、味があって、クラシカルでマニアックなマジックを行う人です。さて、じゃあ彼をどういう皿に盛って、どんな味付けをしてやるのが一番良いだろう。そんな事を料理人が思わず考えたくなってしまう、素晴らしい素材です。今回まったく違う二つの演技を演じてもらいます。ある程度マジック界で評価されている人間に囲まれて、彼がどんな演技をしてくれるのか、また彼にどんな風に演技をさせればいいのか、悩ましいですし、楽しみです。


MO

「もう一人では何をやったらいいのかわからない。一人でやるのはもう限界だ。」
そう一年前に言いFinirを結成した彼が、2人組の演技を経験した後にあえてソロの演技を作る、という事の勇気と意味を僕達は考えなければならないのかもしれません。彼は以前一人でやっていた時よりも、また二人組でやっていた時よりも、素晴らしい演技を作らなければいけない道を進みました。シンプルで、力強く、美しいカードマジックをぜひ堪能していただきたい。


Teruki Okamoto

果たしてマジックショーにジャグラーは必要なのか。マジックショーに出すべきジャグリングとはなんなのか。ジャグリングをマジックショーにしてしまえるのか。
そういう事を考えていたら、少し面白いアイディアが湧きました。でも僕のそんな思い付きをしっかりと形にしてくれるジャグラーはたぶんそんなに多くはない。少しずつ、今まで見た事のない何かが出来上がって行くのは、本当に言いようのない幸福感です。ジャグラーがマジシャンを本気で悔しがらせる演技を作る事は可能なのかもしれません。


野島伸幸

マジックの作品において多作家で知られる彼は、近年演技についても多作が可能になりました。本当に彼の頭の中はどうなっているのだろう、とそれが不思議でなりません。彼の演技作品は一見すると単なる「お笑い」に見えてしまいますが、そこにはマニアックで一般受けしづらい手品作品を誰よりも面白く見せる為のたくらみに満ちています。過去の作品を思い出しても、誰が野島伸幸ほどカードワープで、サムチップとシルクで、オイル&ウォーターであそこまでの面白い演技が出来るでしょうか。
誰も見た事がないまったく新しい野島伸幸、MAGIC LOVER2にて初公開です。


里一磨

「里一磨はすごい」と言う人は多くいても、実際に最近演技を見た、という人はそこまで多くはないのではないでしょうか。彼を手品の世界に引っ張ってくる事、それが僕に与えられた仕事なのだろうと最近思っています。ほおっておくと手品の世界からどんどん遠ざかってしまう彼を、たまに手品の世界に呼び寄せる。それはたぶん僕にしか出来ない仕事なのだろうなと。昔なんとかって大会で優勝した、前にFISMに日本代表で出てた。そういう風に語られがちですけど、今の里一磨の方が全然面白いよって事をぜひみんなに見てもらいたい。



以上のパフォーマーでMAGIC LOVER2、誠意製作中です。
皆様のご来場、ぜひぜひお待ちしております。



【M A G I C  L O V E R 2】

10/12(Sun) ステージカフェ 下北沢亭
13:00~ 16:00~ 19:00~
当日 ¥2500 / 前売 ¥2000 +1 drink

出演:Finir 三品 優太郎 Teruki Okamoto 野島 伸幸 MO 里 一磨

詳細、お申し込みは上記専用ページからお願い致します。(めんどくさい人は僕になんらかの方法で伝えてください。)



2014年9月10日水曜日

インタビュー受けました。

マジックマーケットの件で、出展者でもあった日本奇術製作所のBee様にパエリアをご馳走になりながらインタビューを受けました。なんという至れり尽くせり。


【提灯記事】戸崎P、マジックマーケットを語る(1)|Small Magician MINI

【提灯記事】戸崎P、マジックマーケットを語る(2)|Small Magician MINI


なんだろう! こうやって見るとなんだかとても立派な感じに見える! 不思議!


ちゃっかりとTMSの山田生徒会長もパエリアをご馳走になってます。Bee様本当にありがとうございます。


というわけで皆様、戸崎は(山田も?)ご飯をご馳走していただければ、インタビュー、講演、対談、プレゼン、討論会等喋り系にはどしどし行きますので、みんなで僕にご飯をご馳走するがいいさ! 日に日に体重が増えていっているけどそんな事は気にしたら負けだ!

2014年9月6日土曜日

パッケージのお話。

ネット上ではほとんど本業の仕事の事は書かないのですが、仕事の関係でよく食品工場に行くんですよ。

で、そこで流れる大量の食材はあまりにも工業製品的で、見ていてもまったく食欲を刺激されません。俗にいう「食べ物に見えない」っていうやつです。

でもそれが行程が進んでいくと小分けにされ、キレイに包装され、ラベルとか印字とかされて僕らが普段よく目にするいわゆる「商品」になると、なぜだかとても美味しそうに見えるし、何よりも僕自身普段お金を払ってそういった「商品」を買っています。



僕らはこだわりのあるものについてはついつい「本質」の部分の出来が絶対的な評価基準なんだ、と思ってしまいます。食べてもらえばわかる、見に来てもらえばわかる。でも実際には食べてもらう事、見に来てもらう事というその最初のハードルが一番大変な事だったりします。

また逆に、現在誰にも味わってもらえない、受け入れられない、評価されないからって、その本質部分が間違っている、とも一概には言えないような気がします。それはただ単にパッケージングをしていないから、に過ぎないのかもしれません。


こだわり抜いて人がやっている事の本質を変える、などという事はどんなに同じ時間を過ごして、説明して、アドバイスをしても、なかなか出来る事ではない、という事がわかってきました。それは結局の所、善かれと思って上から目線で優しく全否定して自分の意見を押し付けている事に違いはないんだ、とようやく思い至りました。まずその人を受け入れて、その人の本質部分がより伝わりやすくなるように何かパッケージをしてあげる。本人じゃない人間が出来るのなんてその程度の事が限界なんだな、と思います。


まあそれだって大変なんだけどな。



2014年9月3日水曜日

Magic Lover2フライヤー出来ました。

先行してマジックマーケット内では配っていましたが、Magic Lover2のフライヤー作りましたので公開します。






また、今回2の公開にあたり、第一回をご覧いただいた謳歌様より推薦の言葉をいただきました! わーい! ありがと謳歌さん! 


「いい時間だった」 「この価格は気が狂ってる」 

ライブを見終わったあとに率直に思ったことだ。 


Magic Loverという小規模マジックショー。
これまでの見てきた舞台やライブと比べても本当に良かったし、チケット代に対する満足度はダントツだったと思う。 

各演技がいいのはもちろん、何よりも良かったのが、哲学が見えるところだった。 
演技者やプレゼンターの思想が反映され、 単にウケるとかテレビで演じやすいとかそういうものではなく、 演者が自身のやることをどれだけ好いているのかが伝わってくる。 

好きなことをしているひとは魅力的だし、Magic Lover出演者の「好きなこと」というのは決して自己満足的なものではなく、僕達が客席から見て最高に楽しいものだ。

 一般のひとが決して日常で見る事の出来ない、 上質で、 楽しくて、 マニアックで、 クロースアップマジックという芸能に触れられる、 とてもいいショーだった。 


ちょっと褒め過ぎ? でも本当にすごくよかったんだ。



褒め過ぎだぜ謳歌氏! お申し込みは専用ページからどうぞ! 
Magic Lover 2

2014年9月2日火曜日

マジックマーケット終了しました。

そんなわけで初の試みとなるマジックマーケット、無事終了致しました。


どんな感じだったかは僕が語るよりか、むしろ参加してくれた皆さんの感想を読んでくれたほうが早そうなので、以下にリンク貼っておきます。


twitterでの異常な盛り上がりまとめ(Beeさんありがとうございます)
マジックマーケットですよ。 - Togetterまとめ
マジックマーケットでした。 - Togetterまとめ

レポートブログ書いてくれてる方達もいました!
【奇術妄想】マジックマーケット、でした。|Small Magician MINI
魔法使いはリハビリ中 マジックマーケット 2014
病マジブログ マジックマーケット


まさにイベンター冥利につきる、というか自分の想定よりも多くの方にお越しいただき、嬉しいというよりか「おいおい、なんだこれ・・・マジかよ・・・」という気持ちの方が先行してしまいました。

開場してドバーっと一般参加の人達が入ってきて、会場内にはもう結構人がいるのにまだ受付で入場の列が終わる気配を見せなくて、思わず部屋を出てどこまで列が続いているのか確認してしまったほどです。

チケットのもぎり数を確認する限り、出展者含めてあの会場にのべ170名が来た、という事になります。おお、すげーな、170名。マジか。コンベンションじゃねーか、って感じ。


僕個人としては本当に一日中好き勝手遊んでいた、という記憶しかなくて、いまいち大変だったとか苦労したって部分がなくて、ちょいちょい「戸崎さんすげーよ」的な事を言われるのですが、ちょっと実感が無いというか。

僕がどうこうというよりか、みんなそれぞれが本当に楽しもうとしていた、という事が結果的にあの場がものすごく面白くなった理由の全てだと思っています。そういう意味では純粋な「お客さん」っていなかったんじゃないかなって。なんかキレイゴトっぽくなっちゃって嫌なんですけども、まさしく170人で作り上げたイベントが「マジックマーケット」なんだったんだろうと思います。


ショーとかレクチャーとかその他イベントとかと違って、ぶっ通しで7時間、延々とガヤガヤガヤガヤしてたイベントで、出展者はなんかもうガチ過ぎるもの持ってきて売ってるし、そこかしこで出展者だろうが一般参加だろうがマジックしまくってるし、コスプレしてる奴はいるし、イリュージョン売ってる奴はいるし、延々と木琴叩いている奴はいるし、生放送してる奴はいるし、僕らは僕らで対談したりプレゼンしたり動画流したりと好き勝手してたし。もういる場所、話してる人、見ているマジック、見せているマジックによってみんな全然違う楽しみ方をしているんだけど、それでもなぜかなんとなく「マジックマーケット」という一つの集まりではあって、僕含めて参加したみんなが何かしら共有出来る思いがあったんじゃないかと思います。


語りだすとほんと長くなっちゃいそうなので、また後日とか別の場所でにしますけど、なんだかほんとにすごく良いイベントでした。もうそれは主催者として、ではなくて一参加者、あの場にいた一人のアマチュアマジシャンとしてそう思います。


なんだかものすごくもったいぶってしまって、頑に言わないようにはしていたんですが、ここで初めて宣言しときます。第二回目やりましょう! 


皆様本当に楽しい時間をありがとうございましたっ!