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2013年9月12日木曜日

ロープの手順アップしてみたよ。




ノリで動画アップしちゃえ月間。

ちょっと前に作ったロープの手順です。
当時「ロープの手順ってステージでやろうとすると結局の所マグネットとショートロープだよな。つまりはパベルかタバリだよなぁ・・・」という、どうしようもない悩みを抱え、なんとかそれを避けて手順が作れないものか、と思って作った手順です。極力仕掛けのないロープで、マニュピレーション的にロープ手順を作ろうという、アマチュアイズム溢れる手順です。

そのこだわりの結果、「見ていても大して面白くもないし不思議でもないし、不必要に長い」という手順が出来上がったわけですが、個人的には結構好きな手順です。

今いじるともう少し広がりが出そうだなぁとは思うのですが、まあでもこれはこれで。しかしまあある種の開き直りがないとこういう手順は演じられませんわなぁ・・・。それこそネタモノとか他の素材とかマグネットとかショートロープとか使えばもうちょいそれなりのものにはなるとは思うんですけど、そうするとなぁ。何かこう自分の色んなものを否定しなきゃいけなくなるからなぁ、などと悩むわけです。

使い勝手としては特に後半はロープ一本あればいつでもどこでも演じられるという恐ろしいまでにフットワークが軽い手順なので、それなりに重宝しているので、まあ作った意義はあるかー。正直ほとんどロープの基本技法と藤山新太郎氏とスピリット百瀬氏の手法の切り貼りですが。まあでもワンハンドフォールスノットを使った事でそれなりに手順がスムーズになった所が手順的には良かった所かなぁ。


しかしなんだ、ステージの、しかもロープマジックって恐ろしくコアすぎてもはや話す相手がいませんね。「いやー、やっぱりゴーストノットは結び目の消え方がきれいですよねー」とかコメントされたら涎でるわ。



2013年9月6日金曜日

「flower」アップしてみたよ。

部屋の片付けしてたら学生マジック選手権に出た時のDVDが出てきたのでyoutubeに自分の演技アップしてみました。


いやはや若い。


さすがに今見ると色々と粗が目立ってなんだか気恥ずかしい限りですが、まあこれはこれで思い出だよね・・・って事で。


この前も書いた通り、コンテンツはそれ単体ではなく色々な環境要素によってその評価とか価値が決まると思っているので、実際の所、今現在においてこの演技にそれほど価値があるとは思いません。
この手順の前まで僕は、「なんか変わった事をやろう」と思って人が使ってない道具使ったり変な演出つけたり、無茶な技法詰め込んだりした演技ばっかり作ってました。でもなかなか思うような評価がもらえず、それならばと初心に戻って、誰もが持っている道具で真っ当に勝負しようと思い立って作った手順です。おかげさまでそれなりに評価もしてもらえたし、僕の中での手品観というものにも多分に影響を与えた手順です。
だからまあ僕にとっては思い入れの強い演技ですし、それまでの僕を見てきた人たちにとっても僕の変わり目を意識できる演技であったと思います。

その後はまあ色々とあって現在、これまた様々なきっかけで僕の興味や手品観はその頃とは大きく変わりました。で、まあそうなると別に、前にやった演技を後生大事に取っておく必要もないかな・・・と。

「昔は良い演技を作るとその一本だけで生きていけた」なんて事がまるで美談のように語られますけども、正直それにはずっと違和感覚えていたんですよね。ほんとにそれでいいの?って。プロだろうがアマチュアだろうが、何かを産み出す事が出来る人間が、何年も何十年も同じ事を繰り返すのは社会的損失だろうと。出来る事ならば5年前の自分を全否定出来るような人生送りたいと思っている僕は、何年も前の過去の自分に頼って生きていくなんて! って気持ちになっちゃうんですよね・・・。もちろん一つの事を突き詰めるのは大事だとは思いますし、別に僕が何か新しい事やろうが同じ事ずっと続けようが多くの人にとってさしたる影響もないかとは思いますけども。


まあでも、何かあまり表に出していないストックがあると「まあ最悪これ出せばいいだろう」って気持ちになってしまうので、作った過去のものはどんどん公開しちゃった方が何よりもまず自分の為だなぁって事で。


なんか書いてたら思ったよりも話が膨らみそうだからこの辺で切り上げとこう。

2013年9月1日日曜日

手品のコンテンツ領域を広げてみよう。

当然の事ながら、何かのコンテンツというものは、そのコンテンツ単体で評価が決まるわけではないわけです。批評家的な意見はまた別なのかもしれませんが、少なくとも一消費者の評価としては。

むしろコンテンツそのものよりも、その時の受け手側の境遇とか体調とか知識量だとか見る場所とか時間とか一緒にいる人だとか、そういうもののトータルで評価せざるを得ない、というのが実情でしょう。


で、最近少し考えているのが手品のコンテンツ領域を少し広くしてみたらどうだろうって所。演者側は当然自分のパフォーマンス領域まではある程度色んな事を考えているわけですけども、じゃあそのパフォーマンスを演じる人間はどういう境遇で、見せる相手との関係性はどうで、どこで、どういうタイミングで見せるのかが一番効果的なのかと。

実際のところ、そこまでを考えて作った手品って、もはや手品というよりか演劇とかドラマとかそういうものに近いよな、と自分ツッコミを入れてしまう所ではあるのですが、なんかもうそういうの作りたいなーと。別に僕は目の前とかステージ上とかで手品を見せる事だけに興味がある、ってわけじゃなく、手品ってものを使ってどの程度遊べるか、にここ数年興味の矛先が移ってしまっているので。

もちろんまあ現代の手品というジャンルの中のメインカルチャー内、パフォーマンスであったり研究であったり創作であったり、そうしたものは続けていくべきだしそれがしっかりと出来る人たちの事は素直にすごいなぁと、そういうものの才能がない僕は思います。でもまあそれ以外の手品内でのサブカルチャーって分野も、もっと発見していくべきだし楽しんでもいいと思うのですよね。特にまあ、手品を使って生活費稼がなくていい立場の僕らは。

見せる環境とか人間関係とか観客のリアクションとか、そういう所まで手品というコンテンツ領域を広げていくと、それこそ「なんてことのない手品が魔法に見える」って事が、パフォーマンスの才能に乏しい僕にも出来るんじゃないか、なんて事を思ってます。

なんかもう最近、勉強しなくちゃいけない事ばっかりだわアタイ・・・。