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2013年1月15日火曜日

前回と次回のTMSについて。

TMSのK5さんが前回、前々回の日向さんとの対談「ソロライブの夢と希望と絶望と可能性を考える」の内容をまとめてくださいました。



「TMSの集い」第四回 - K5_semの日記

「TMSの集い」第五回 - K5_semの日記


うん、やっぱりテキストベースは見やすいっすなぁ。本当は僕がやらなきゃいけないような気もしますが、うん、まあこういうのは生徒に任せておこう(学長ヅラ)

対談見たいという人は下からどうぞ。

Video streaming by Ustream


で、次回ですが、今週末に行います。

そろそろ語っておかなければならない、避けては通れない「ニコ生」について、第一人者の黒そぉてんさんをお呼びして話を聞こうと思います。僕があまりニコ生に詳しくないので、かなり初心者めいた、ずれた質問をしまくりそうな気がしますが、僕含めパフォーマーのみなさんは興味津々な話題だと思うので、ぜひ皆様ご覧いただければと思います。んでまあ、お暇で日暮里近いぞって方はぜひお越しいただければと思います。あまり広い部屋ではないので、観覧希望の方は事前にご連絡をお願い致します。


「TMSの集い」
日時:2013年1月19日(土) 19:00-22:00
場所:日暮里サニーホール 会議室3
内容:「手品の生放送を考える」 収録
ゲスト:黒そぉてん 

2013年1月14日月曜日

【感想】『人格転移の殺人】西澤 保彦

突然の大地震で、ファーストフード店にいた6人が逃げ込んだ先は、人格を入れ替える実験施設だった。法則に沿って6人の人格が入れ替わり、脱出不能の隔絶された空間で連続殺人事件が起こる。犯人は誰の人格で、凶行の目的は何なのか? 人格と論理が輪舞する奇想天外西澤マジック。寝不足覚悟の面白さ。


SFとミステリーのコラボ、というかもはやミステリーの皮をかぶったSFと言った方が正しいような気がします。「もう別に誰が誰殺したとかどうでもいいや」と思わず思ってしまう。それがつまらないからではなく面白いからこそ思えるという良い作品でした。

謎解きって部分で言えば、まあ想像の範囲内ではあるし、ミスリードの方が全然納得いかない推理なので、一応結末としてはしっくりきているのですが、うん、ほんと、その部分はどうでもよくなりますね。

個人的には人格転移装置の作られた目的というのが、実にほほえましいというか、確かにこんなものが日用品としてある世界であるならば、そういう目的に使うよなぁ、となんだかひどく納得してしまった次第です。そこが一番面白かった、と言えない事もない、というか。


2013年1月13日日曜日

『新世界より』 


恥ずかしながら貴志祐介は青の炎くらいしかまともに読んだことがなかったので、しばらく追っていこうと思います。なんかkindleに充実して揃ってるし。

いやはや面白かった。作家というものはまさしく世界を構築出来るのだという事を見せつけられた気持ちです。

ただまあなんというか、同じ設定で、もう少し違う見せ方があったんじゃないかと思わずにはいられません。一個一個の材料は素晴らしく練りこんであるのに、何かこう料理の味付けがいまいち好みじゃないというか。

微妙な所で傑作になりきれなかった、というのが正直な感想です。んー、何が気に入らなかったんだろうなぁ、やっぱり無駄な薀蓄なのかなぁ。。。


1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。




2013年1月8日火曜日

「パフォーマンスビジネスの未来」自分のところまとめ。

果てしなく今更感があるのですが、昨年12月26日にパネルディスカッション「パフォーマンスビジネスの未来」 |というイベントに参加させていただきました。


備忘録かねてなんとなくプレゼンした内容をメモ。



情報化社会
現在は情報化社会である。情報化社会とはここでは「情報を得やすく、発信しやすい社会である」という意味で使用する。何かのノウハウを得ようと思えば、それが実に簡単に得られる時代である。それは全体のレベルを底上げし、また、ある一定のレベルまで到達する時間が極端に短くなる社会である。
ある一定のレベルとは「この分野で食っていけるのではないか。出来る事なら食っていきたい」と勘違いが出来るレベルである。
そしてそのように勘違いした人間が「僕はこれで食っていくと決めたので、皆様僕に仕事をください」という発信が容易に行える、つまりはプロになりやすい社会である。


価格競争
一定のレベルまで到達する人間が増え、彼らが一斉にプロになっていくとした場合、プロの数はこれまでと違い爆発的に増えていくと予想される。そしてプロが増える、つまりは競争相手が増えれば必然的に価格競争が起こる。そしてそれは限界まで到達する可能性がある。限界とは0円の事である。

0円
パフォーマンスのギャランティが0円まで下がる可能性について、以下の三つの要素を考える必要がある。

①パフォーマンスには原価がかからない
→正確に言えば道具代、練習の手間暇等かかっているのだが、実際にパフォーマンスを行う当日のみで考えれば目に見える経費は交通費程度しかない。その為「交通費さえもらえれば演技しますよ」と言った言葉が日々聞こえてくる
②パフォーマンスをする事は喜びである
多くの趣味パフォーマーにとって、パフォーマンスとはお金を払ってでも行いたい至上の喜びを得られる貴重な行為である。その為、見てくれる人がいる、演じさせてもらえる場がある、というだけで喜んでパフォーマンスをする人間が次々と現れる。また、プロにとっても「0円でも良いから演じたい」という場が少なからず存在する。
③パフォーマンスはコンテンツと宣伝の二つの要素を併せ持つ。
ギャランティが発生するパフォーマンスというものはコンテンツである。それと同時に見てくれた人が新たに仕事をくれるかもしれない、という宣伝の要素も含まれる。つまり、より大きな仕事を得る為に「宣伝として」無料でパフォーマンスを行う、という事は日常的に行われている。そしてそれは考えうる限り全ての現場で同時に行われる。つまり一つの場所に、コンテンツとしてパフォーマンスをする人間と、宣伝としてパフォーマンスをする人間とが同時に存在する事となる。

以上の要素から、これから全てのパフォーマーは自分の隣で0円でパフォーマンスをする人間と戦っていかなければならなくなる。


食う
今まで書いた事をまとめると、今後のパフォーマンス業界というものは「プロパフォーマーの数は増え、平均所得は減っていく」というのが大まかなトレンドではないかと推測する。パフォーマンスで1円以上稼ぐ人間の数は爆発的に増えていくが、全体として見た時には一人のパフォーマーの所得は減っていく傾向にある。ではどう食うべきなのか?

①パフォーマンスで食べる、という幻想を捨てる。

②パフォーマー相手への商売を考える

の2点がそれなりに現実的な落としどころではないかと考える。


文化
では、「プロパフォーマーの数は増え、平均所得は減っていく」という社会は不幸な社会なのだろうか。これ1本で食べていきたい、という人にとっては間違いなく不幸な社会であると言える。しかし、パフォーマーの人数が増え、そしてその価格が下がっていくという事は、結果として今までよりも多くの人間がパフォーマンスを気軽に楽しめる世の中になる。「パフォーマーがそれなりに食えるが大多数の人がパフォーマンスを大して見ない社会」と、「パフォーマーは食えないけど多くの人がパフォーマンスを楽しめる社会」とでは、後者の方が素晴らしい社会なのではないか。




我ながら実にひどい考察ですなぁ・・・。
で、じゃあ僕は何をしていくかって事はトークショー中大して喋ってなかったので、そういう話したい人はぜひTMSに遊びにくるといいと思います。ほんともう、嫌がらせのように喋り続けます。



大道芸からステージショーまで!!イベント・宴会・パーティーにジャグリングをお届けするハードパンチャーしんのすけです

和妻悉皆屋 藤山晃太郎 オフィシャルサイト