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2013年9月1日日曜日

手品のコンテンツ領域を広げてみよう。

当然の事ながら、何かのコンテンツというものは、そのコンテンツ単体で評価が決まるわけではないわけです。批評家的な意見はまた別なのかもしれませんが、少なくとも一消費者の評価としては。

むしろコンテンツそのものよりも、その時の受け手側の境遇とか体調とか知識量だとか見る場所とか時間とか一緒にいる人だとか、そういうもののトータルで評価せざるを得ない、というのが実情でしょう。


で、最近少し考えているのが手品のコンテンツ領域を少し広くしてみたらどうだろうって所。演者側は当然自分のパフォーマンス領域まではある程度色んな事を考えているわけですけども、じゃあそのパフォーマンスを演じる人間はどういう境遇で、見せる相手との関係性はどうで、どこで、どういうタイミングで見せるのかが一番効果的なのかと。

実際のところ、そこまでを考えて作った手品って、もはや手品というよりか演劇とかドラマとかそういうものに近いよな、と自分ツッコミを入れてしまう所ではあるのですが、なんかもうそういうの作りたいなーと。別に僕は目の前とかステージ上とかで手品を見せる事だけに興味がある、ってわけじゃなく、手品ってものを使ってどの程度遊べるか、にここ数年興味の矛先が移ってしまっているので。

もちろんまあ現代の手品というジャンルの中のメインカルチャー内、パフォーマンスであったり研究であったり創作であったり、そうしたものは続けていくべきだしそれがしっかりと出来る人たちの事は素直にすごいなぁと、そういうものの才能がない僕は思います。でもまあそれ以外の手品内でのサブカルチャーって分野も、もっと発見していくべきだし楽しんでもいいと思うのですよね。特にまあ、手品を使って生活費稼がなくていい立場の僕らは。

見せる環境とか人間関係とか観客のリアクションとか、そういう所まで手品というコンテンツ領域を広げていくと、それこそ「なんてことのない手品が魔法に見える」って事が、パフォーマンスの才能に乏しい僕にも出来るんじゃないか、なんて事を思ってます。

なんかもう最近、勉強しなくちゃいけない事ばっかりだわアタイ・・・。