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2013年8月21日水曜日

『珍味』終演感想。

遅くなってしまいましたが、野島伸幸バラエティマジックショー『珍味』、無事終了しました。


旧友である野島さんが(出会い自体は手品関係でしたが、仲良くなったきっかけがテキストサイト界隈のオフ会というひどいいきさつ)、UGMにて一人で60分ショーをするという事で、それ用に演技を作るのを見ていて、

「これはUGMで一回やって終わらせるのはもったいない。そもそも野島は都民なんだから東京でもやらなきゃダメだろう。といってもこれ60分もあるしどっかでやらせてもらうっていってもなかなか難しいよなぁ・・・あ、そうだ! TMSでやっちゃわない?」

といきおいあまって誘ってしまったのが発端です。


そして新社会人としてのストレスで日々ズタボロになっていく裏方界の生徒会長にして僕の人生の弟子である山田君を巻き込み、『珍味』制作がスタートしました。


最初は野島氏が作ったものをただそのままやりゃあいいんじゃねーの? と軽い気持ちだったのですが、なんだか打ち合わせしていく段階で、野島氏が僕と一緒にやるコントを2本も用意し、山田君は「まあこの幕間は戸崎さんが繋げばいいんじゃないですか?」などと簡単に言い出し、野島伸幸ソロライブをやろうと思っていたのに気が付いたら、昔野島氏となんどかやった二人会『乱舞』と似たような感じになっていってしまいました。

ただ『乱舞』は「野島と戸崎がそれぞれ出来るマジックを精一杯やる」というコンセプトだったのですが、今回の『珍味』に関しては土台として野島ソロライブというコンセプトがあった為、僕は完全にサブにまわり、あくまで主役は野島であり、野島伸幸という人間を世間に見せたい、と思って作りました。そしてそれは結果的にある程度うまくいきましたし、『乱舞』よりもバランスの取れた、悪くないものができたように思います。


また、こういったイベントを「入場無料」で開催出来た事も今回の収穫であったように思います。まあ無料にする為にスポンサーである倉持氏から金やスパイダーをせびったり、「寿司食わすから受付手伝って!」と受付嬢を呼び出したり、お客さんとして参加表明した人をカメラマンにしてみたりと、ほうぼうに迷惑をかけたわけですが、それでも予算の範囲内でなんとかやるよりか、ある意味では伸び伸びと出来たように思います。

イベントを無料で開催する、という話だけで結構長く話せてしまうのでここでは割愛しますが、結果だけでいうと終了後投げ銭というか募金というかそういうものを募った事もあり、儲けは出ないまでもそこまでひどい赤字にもならず、少しほっとしています。これくらいであれば、また次も出来るなと。


『珍味』再演、という話もちらほらと出てきていますし、僕(TMS)としてはそれ以外の企画も色々と進めていきたいと思っています。ただまずは、今まで対談とか進行表制作とか一人読書会とかあまりにもニッチすぎる事をやってきたTMSが、ようやく少しまともな活動しだしたなぁと、なんだか感慨深い気持ちです。協力いただいた方、見にきてくれた方はもちろんですが、まずは野島氏に感謝です。


いやしかし、手前味噌ながら『珍味』やたら面白かったよ。若いマジシャンとか特に見た方がいい。自分で手品演じる人にとっては面白い、と同時に色々とショックだと思う。まあ見た方がいいっていっても僕がまた野島氏引っ張り出さなきゃ、見ようがないよなこれ・・・。


募金してくれた人に配ったTMS缶バッジ
(デザイン:缶バッジデザイナー 里一磨氏)