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2012年8月10日金曜日

「独立国家のつくりかた」「ニートの歩き方」を読んだよ。


坂口恭平さんの「独立国家のつくりかた」と、phaさんの「ニートの歩き方」という、最近話題の2冊を一気読みしてみました。






二冊ともいまいち何々本と言いづらい、カテゴリ分けしようがない本だったのですが、いやはや実に面白かったですし、これを「けしからん」とか「わけわかんねぇ」とか「そんな事言っても年取ったらどうするの?」とかいう疑問を持たずに素直に楽しめた事に、少しだけほっとしています。こうやって新しく出てきた価値観とか考え方とか生き方を理解出来なくなる日がそのうち来ちゃうんでしょうか、怖いわ。といってもお二方とも僕より年上ですけども。


かたや総理大臣でかたやニートという、ぱっと聞く限りはまったくもって正反対に見えるお二方の行動の結果が、実は同じような動機で、同じような思考を経て出ているというのが実に面白い所でした。


しかしまあなんというか、お金とか国家とか職業とか、そういったものを必要としなくなるという事がある種のブームというか、トレンドになっていっているという現在の状況は非常に面白いのですが、まだまだ常識という呪いにかかっている僕には頭では理解出来てもなかなか実行には移せない部分ではあります。ただしかし、職業論だとかお金の事を語る時に、こういった話も考慮に入れておかないといけない時代なのだなぁ、とは思っています。


僕もある時にふと、「もしもお金がなくて食べる物に困ったら畑泥棒しよう」と思いついてから、なんだかすごく生きるのが楽になりました(実際にはやってないですよ)。どのような方法でもいいから「お金がないと生きていけないよね」という意見を否定できる生き方をシミュレーションしておくのは、心のゆとりというか、精神衛生上非常によろしい事だと思います。



ただまあ、「金がすべてだ!」にしろ「金なんかなくてもいいよね」にしろ、どっちにしたって僕らは「お金」ってものに対して語ったり考えたりするのがどうにも好きな民族ですなぁ。本当によく考えたよなぁ、こんなシステム。